Business事業内容
Business 01フロンガスの回収
フロンガスはエアコンや冷蔵・冷凍機器などに広く使用されていますが、
機器の廃棄や修理の際に大気中に放出されると、オゾン層破壊や地球温暖化の原因になります。
当社では、適正な方法でフロンを回収し、安全に処理できるようサポートします。

対象地域
沖縄県内全域
回収対象となるフロンガス
- CFC(クロロフルオロカーボン)
- HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
- HFC(ハイドロフルオロカーボン)
回収対象機器
- エアコン(業務用)
- 冷凍庫・冷蔵機器(業務用)
Business 02フロンガスの破壊処理
適正なフロン破壊処理で、環境負荷を軽減
回収したフロンは 過熱蒸気反応法 により確実に破壊し、無害化します。
年間67トンの処理能力 を持ち、法令に基づいた適正処理を行っています。

破壊処理方法
- 過熱蒸気反応法を採用
- 年間67トンの処理能力
破壊処理対象物質
- R12(CFC-12)
- R134a(HFC-134a)
- R22(HCFC-22)
- R502
- R404A
- R407C
- R410A
- その他のフロン類も対応可能
破壊処理の流れ
過熱蒸気反応法とは
過熱蒸気反応法とは、フロンと過熱蒸気と空気を高温の反応器へ吹き込み分解させる方法です。
概要
| 分解対象ガス |
|
|---|---|
| 装置分解能力 | 99.9%以上 |
Business 03フロンガスの再生
フロンは適正に処理することで、再利用可能な冷媒として再生できます。
当社では、R410A・R32・R22の再生事業を2025年の1月より開始し、環境負荷を低減しながら冷媒の有効活用を推進しています。

再生対象のフロンガス
- R410A(エアコン用冷媒)
- R32(最新型エアコン用冷媒)
- R22(従来型冷媒・一部の機器で使用)
再生のメリット
- 新規冷媒の生産削減で 環境負荷を軽減
- フロン資源の 有効活用 に貢献
- 法令遵守の適正な処理で 安心・安全
再生処理の流れ
簡易蒸留式再生装置とは
当社のフロン再生は、**温度差移送式再生装置(簡易蒸留式再生装置)**を使用しています。
この装置は、蒸留塔を使用せず、回収した冷媒を加熱・気化し、圧縮して再液化することで不純物を除去する再生方式 です。
特徴
- 不純物除去装置が蒸留塔以外の蒸留装置で回収した冷媒を加熱し、一度気化させて圧縮して再液化させることで不純物を除去する再生方式。蒸留精製式に比べ性能は劣る。ある程度の油分離は可能だが、非凝縮ガスの分離は困難。
- 蒸留精製式に比べ、比較的安価な設備と小さなスペースで再生が可能。
概要
| 再生冷媒種 |
|
|---|---|
| 処理能力 | 30t/年 |
